今般、外部のマルウェア検査サイトにおいて、本学のメールアドレスと何らかのパスワードとが掲示されているとの情報がありました。このサイトの有料会員であれば、誰でも当該情報へアクセス可能な状態となっていたものです。
 インターネット上のサービスの利用にあたり、IDとなるメールアドレスとそのパスワードとを複数のサービスで使い回すことは、不正ログインやなりすまし、また情報漏えいなどのセキュリティ事故につながる可能性があります。
 つきましては、パスワードの適正管理について、以下の注意事項を熟読の上、対応してください。

1 パスワードの適正管理について
 本学の各ID・パスワードを大学公式以外のシステム・サービス・アプリ等に入力する行為は、個人情報漏洩につながる恐れがあり、非常に危険です。また、インターネット上のサービスを利用する場合、本学のメールアドレスをIDとして登録したとしても、本学で利用しているパスワードや他のサービスで利用しているパスワードを使い回さないでください。なお、インターネット上のサービスはもちろん学内システムであっても、機密性の高いファイルの取り扱いには十分注意してください。

 インターネット上のサービスへ本学のメールアドレスを既に登録している場合やパスワードを使い回している場合には、本学システムにも不正ログインされる可能性がありますので、教育研究用情報システム(大学メール等)など本学システムのパスワードを速やかにできるだけ複雑なパスワードへ変更してください。

 インターネット上のサービスを利用する際に入力するID・メールアドレス・パスワードが漏えいし、悪用されるといった事案が国内外で後を絶ちません。同一のパスワードを複数のサービスで使い回していると、どれか1つのサービスから情報が漏えいした際に、他のサービスにも不正にアクセスされ、被害に遭うだけでなく加害に利用される恐れがあります。本学及び他のサービスを利用する際のパスワードについては、使い回さないなど適正管理をお願いいたします。